さて久しぶりの神戸ライブが終了いたしました。
来てくださった皆さん、対バンしてくださった皆さん並びにアートハウスのスタッフの方々。そしてメンバーに最大級の愛と感謝をまず捧げます。
なんていうか…地元で演奏できるのはやっぱ嬉しくてそれだけで充分なんですがね。
いまはバンドの状態も過去最高だし、そういう意味ではとても幸せな俺なんでありますが、なんていうか個人的に、超超個人的に壁を感じていたここ数か月でして。
説明しづらいんですが、なんだか色々な意味でもんもんとしていました。
まぁそのきっかけっていうのは昨日観に行った大阪での演劇に他ならないわけなんですが(笑)。
何かを表現している人は誰だってそうだと思うしそうあるべきなんだと思うし、別段特殊な壁にブチ当たってるわけでも何でもないんですが。わかりやすく言うとあの日からずっと、彼らがお客さんに与えた以上の衝撃を、同じ表現者である以上与えなければいけないんではないかという思いに包まれていたんです。
演劇は演劇、音楽は音楽って線を引いていてはいけないんじゃないかと。
そしてそれは自分が愛してきた音楽、愛されてきた音楽を経てやり遂げようとすべきなんだと。
ではその為に自分がしなければいけないことは何だろうなと。
悶々と、ひたすら悶々と、あーじゃないこーじゃないと考えてました。
結論から言えば「だからこうすればいい」という答えは最後まで見つかりませんでした。
ただ唯一言えるのは、悶々としていた数日間、数週間の間にモヤモヤしたものを吹き飛ばしてくれるようなことがいくつかあって、ひっかかっていた答えは見つかっていないのに、なぜかとても晴れ晴れとした気分でライブを迎えることができたということ。
そのお陰か、ステージに持ってあがったハートが今までと確実に違っていた。明らかに質を異とする魂が俺のなかに出来上がっていたと思います。
演奏後の爽快感はそれはもう上等たるもので、初めての感覚といっても過言ではなかったです。
不思議な爽快感。
セットリスト:
1.シアワセ獣のきみ
2.深海の空
3.夜汽車とレイン
‐MC‐
4.エレファントマン
‐MC‐
5.遊星の想
6.Rosy River
2011.6.11
神戸アートハウス
お疲れさまでした!